セブンシスターズ

セブンシスターズ

 

 

とくに見たい作品がなかったので「えい、やー」で、セレクトしたのが今回のセブンシスターズです。

 

ただ冒頭からいきなり驚かされました。なんとノオミ・ラペスが主演じゃないですか!この間彼女が主演の「アンロック 陰謀のコード」を見終えたばかり。この偶然の一致に少し歓喜しちゃいました。

 

で、本編ですが、これが物凄く良かった!滅茶苦茶良かったです!

 

 

セブンシスターズの名の通り、7人の姉妹、しかも7つ子の物語なんですが、この7人をすべてノオミ・ラペスが演じ切っています。

 

俳優さんですので当たり前ですが、それぞれの役柄に沿ったキャラをしっかり演じていて、やっぱりラペスさん凄い!と思いましたね。

 

 

物語は一人っ子政策が固く原則化されていて、複数の子供を持つことは禁止されている社会。もし二人三人生まれれば(見つかれば)、即収容所行きという、なかなかヘビーな世の中が前提となっています。

 

当然7つ子はご法度。

 

彼女たちはひとりの人格を形成し、それを7人に分担させることで、生き延びてきました。

 

 

まあこの設定の斬新さがありますので、とにかく飽きません。

 

消されるかもしれないという緊張感、彼女たちの愛と結束力、巨大な権力に立ち向かう勇敢さ。いろんな要素がかみ合わさった秀逸な作品だと思います。

 

これは久々に当たりでしたね。強くお勧めします。